- 生態学フィールド調査法シリーズ 【8】巻
動物-植物相互作用調査法
- ISBN:978-4-320-05756-2
- 判型/ページ数:A5 / 154ページ
- 発行年月:2017年06月
- 本体価格:2,200円
ダーウィンがその著書『種の起源』の最後に記した自然の風景がある。それは,さまざまな種類の草花が生え,その上で虫が飛び回っているという,誰もが子どもの頃からよく知っている身近な自然である。そして,動物・・・
ダーウィンがその著書『種の起源』の最後に記した自然の風景がある。それは,さまざまな種類の草花が生え,その上で虫が飛び回っているという,誰もが子どもの頃からよく知っている身近な自然である。そして,動物・・・
地球上には150万もの種が生息するが,これら多数の種はどのようにつくられたのだろうか。ピーター・グラントとローズマリー・グラントの夫妻は,1973年以来40年もかけてこの問いに迫ってきた。その精力的・・・
私たちの美意識の基礎には進化的な基盤がある。本書は,ヒトの美的感覚を行動生物学の視点からとらえた本邦初の書籍である。ヒトの美や芸術の特徴を動物との比較によって明らかにすることで,ヒトの美の特殊性に光・・・
本書は,学部の1年生と2年生前半を対象とした「集団生物学」の教科書として企画された。 集団生物学(population biology)とは,生態学・動物行動学・集団遺伝学・進化学等を含む個体以・・・
動物にとってあらゆる生理機能の要となる脳は,種分化の過程で脳以外の形態と共進化するかのように様々な形態へと進化してきた。いま地球上に存在する種に限らず,絶滅した種も含めて多種多様な動物の脳を比較する・・・
自然には不思議なことが多い。なぜ木肌に隠蔽するガもいれば,目立つ目玉模様を持つガもいるのか?クジャクはなぜ雄だけがきれいな尾羽を持つのか?巣内の鳥のヒナは,捕食者から見つかるかもしれないのに,なぜ騒・・・
本書は,「生き物がうまく適応している」という視点から生き物の不思議さが進化した理由を探る本である。 本書に登場するのは,読者が身近に感じることができる話題ばかりである。これは,身近な話題を選んだ・・・
生物の世界は感動的であると同時に謎に満ちている。その謎に切り込むにはいろいろなアプローチがある。本書はその中でも,「理論生態学」に基づいた進化へのアプローチを紹介している。それは数式を使って生物の性・・・
生命は細胞から生態系にまで及ぶスケールで,外界と様々に相互作用しながら生存している。今日見られる全ての生物システムは,進化の結果生じてきた。進化は様々な要素が相互作用しながら発展する動的なプロセスであ・・・
遺伝子の共和国としてのゲノムの進化について,DNAやタンパク質に関する基礎的なことがらから説き起こしたのち,多様な生物におけるゲノムの様相とその進化を論じた入門書である。ゲノム進化学の研究方法も解説さ・・・