生態学のための階層モデリング―RとBUGSによる分布・個体数量・種の豊かさの統計解析―
- ISBN:978-4-320-05814-9
- 判型/ページ数:B5 / 832ページ
- 発売予定:2021年02月10日
- 本体価格:13,500円
本書は,野生生物の分布や個体数,種の多様性の統計推測について解説した教科書である。野生生物の分布や個体数,種の多様性を定量的に把握することは難しい。野外調査では生息する種を常に観測できるとは限らず,「・・・
本書は,野生生物の分布や個体数,種の多様性の統計推測について解説した教科書である。野生生物の分布や個体数,種の多様性を定量的に把握することは難しい。野外調査では生息する種を常に観測できるとは限らず,「・・・
自然や生きものを愛する人が知っておくべき環境学について,生態学を専門とする筆者が軽快な文章で説明する。生態学と環境学の違いに触れ,さまざまな環境問題の例を取り上げながら,環境問題を考えるうえで欠かせな・・・
淡水域は地球の表面積の1%にも満たないが,そこに地球上の全脊椎動物種の35%が生息している。しかし,今,淡水魚の1/3が絶滅の危機に瀕している。水は人間の経済活動にはなくてはならないものであるが,偏在・・・
生物多様性という言葉を聞く機会が増えてきた。「生物多様性の危機」が叫ばれる今,市民や企業,科学者や研究機関,行政,さらには国際機関に至るまで,さまざまな場面で生物多様性を保全し,将来へ残そうとする試・・・
食材としても,「謎の生物」としても,注目を集めるニホンウナギ。2013年には環境省が,2014年にはIUCN(国際自然保護連合)が,相次いで本種を絶滅危惧種に指定した今,保全と持続的利用のための対策・・・
本書は初期地球における生命と地球環境の進化についての教科書であるが,国内外の最新の成果をふんだんに取り入れていること,従来の教科書で通説とされているような事柄を批判的に検証する視点を提供していること・・・
生態系――そこに住む生物や自然要素――は,今だけでなく将来住む人とも共有すべき財産である。この生態系を望ましい形で残し保全目標を設定するためには,今だけの姿だけでなく,過去はどのような生息場所であった・・・
現在,地球上の隅々まで拡散している人間活動とその生態系への影響を総合的に捉えるため,自然科学と人文社会科学を跨いだ学際的なアプローチが必要とされている。本書は,このような背景から,自然科学と人間社会と・・・
本書は,地球環境変動の過去・現在・未来について,地域スケールから全球スケールにおけるプロセスとメカニズムを,生態学的な視点から解説した本である。地球環境変動を理解するためには,広い視野で総合的に研究を・・・
現在の地球環境問題を広く啓発し,様々な角度からの問題解決へ向けての具体的提言をまとめた。