シリーズ 知能機械工学

編集委員代表:川崎晴久

 「知能機械工学」は、機械・電気電子・情報を統合した新しい学問領域です。知能機械の代表として、ロボット、自動車、飛行機、人工衛星、エレベータ、エアコン、DVDなどがあります。これらは、ハードウェア設計の基礎となる機械工学、制御装置を構成する電子回路やコンピュータなどの電気電子工学、知能処理や通信を担う情報工学を統合してはじめて作ることができるものです。欧州では知能機械工学に関連する学科にメカトロニクス学科が多くあります。このメカトロニクスという名称は、1960年代に始まった機械と電気電子を統合する“機電一体化”の概念が発展して1980年代に日本で作られた言葉です。その後、これに情報が統合され知能機械工学が生まれました。近年では、環境と人にやさしいことが知能機械の課題となっています。
 本シリーズは、知能機械工学における情報工学、制御工学、シミュレーション工学、ロボット工学などの基礎的な科目を、学生に分かりやすく記述した教科書を目標としています。本シリーズが学生の勉学意欲を高め、知能機械工学の理解と発展に貢献できることを期待しています。


続刊テーマ
○C言語プログラミング
○基礎制御工学

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