シリーズ・現象を解明する数学 全10巻

編集:三村昌泰・竹内康博・森田善久

 数学は2000年以上の長い歴史を持つが、厖大な要因が複雑に相互作用をする生命現象や社会現象のような分野とはかなり距離を持って発展してきた。しかしながら、20世紀の後半以降、学際的な視点から、数学の新しい分野への展開は急速に増してきている。現象を数学のことばで記述し、数理的に解明する作業は可能だろうか?
そして可能であれば、数学はどのような役割を果たすことができるであろうか?
本シリーズでは、今後数学の役割がますます重要になってくると思われる生物、生命、社会学、芸術などの新しい分野の現象を対象とし、「現象」そのものの説明と現象を理解するための「数学的なアプローチ」を解説する。数学が様々な問題にどのように応用され現象の解明に役立つかについて、基礎的な考え方や手法を提供し、一方、数学自身の新しい研究テーマの開拓に指針となるような内容のテキストを目指す。
数学を主に学んでいる学部4年生レベルの学生で、(潜在的に)現象への応用に興味を持っている方、数学の専門家であるが、数学が現象の理解にどのように応用されているかに興味がある方、また逆に、現象を研究している方で数学にハードルを感じているが、数学がどのように応用されているかに興味を持っている方などを対象とした、これまでの数学書にはない新しい企画のシリーズである。

各巻:A5判・上製・152頁~210頁


《続刊テーマ》

○渋滞とセルオートマトン
友枝明保・松木平淳太 著

○自然や社会のネットワーク
守田 智 著

○蟻の化学走性
西森 拓・末松信彦 著

 

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