情報・電子入門シリーズ

編集委員:柳澤 健・寺田浩詔・志村正道・白川 功・大附辰夫・古田勝久

 メモリチップを例にとると、この20年間3年ごとに集積度が4倍に増えるという集積回路技術の驚異的な進歩をベースにして、エレクトロニクス、コンピュータはすべての産業分野の基盤技術となってきている。これから電子・情報工学を専門としない学生・技術者から一般ビジネスマンにいたるまで、この分野の知識が必要不可欠となるであろう。
 本シリーズはこのような趨勢をうけて、進歩の激しいハイテク分野をわかりやすく解説し、電子・情報系の学生、技術者のみならず、専門外の方々でもついていけるよう工夫された入門書である。いずれも基礎的な内容を中心とし、必要な数式は導出過程を明らかにしている。なるべく例題を豊富にあげ、章末には演習問題をまとめてあるので、教科書としても、自習書としても自分の理解度を確かめながら先へ進んでいくことができよう。
 これからの高度情報化社会でわが国が先端技術をリードしていくためには、技術者の層の厚さと質の向上をはかっていかなければならない。本シリーズがその目的に貢献できることを願うものである。

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