機械工学最前線

編:日本機械学会
編集委員:井門康司(主査)・杉村丈一(幹事)・井上裕嗣・押野谷康雄・門脇 敏・田中俊一郎

 20世紀から今日にかけて科学技術の進歩にはめざましいものがあり、21世紀にはその進展がますます加速しているようです。機械工学の分野も例外ではありません。このような状況にあって、各分野はますます細分化され、最先端の現状を捉えるのは容易なことではありません。
 機械工学各分野の最先端の概要を伝える書籍はこれまでも多数刊行されておりますが、そのほとんどが基礎的な知識を持たずに読める入門書レベルのものです。専門的な内容を持っていても分厚い専門書であるか、1つのテーマに割り当てられているページ数が限られているものがほとんどのようです。高度で専門的な内容を知りたい場合には分厚い外国語の専門書や学術論文に取り組まざるを得ません。そのため、新しい研究分野に取り組もうとしている意欲的な学生や、専門的なレベルで新しい分野の概要を知りたい技術者の方々にとって適切な書籍が非常に少ないのが現状です。そこで学部高学年から大学院の学生、企業の技術者の方々を主な対象とした、手頃な分量で機械工学の最先端の内容を専門的なレベルで紹介する「機械工学最前線」シリーズを刊行することにいたしました。本シリーズで提供される最先端の内容が、新しい研究分野に取り組む足がかりや、新しい技術開発の一助となることを期待して刊行するものです。
 なお、本シリーズは日本機械学会出版事業部会にて企画され、各巻のテーマや執筆者などについては出版分科会において検討・採択されました。
 

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