OSシリーズ

編集委員:石田晴久・土居範久

オペレーティング・システム(OS)はメモリ管理やファイル管理などだけを担う時代から、ユーザ・インタフェースやネットワークへの対うを重視する時代に変わりつつある。これは、OSが単にハードとソフトの橋渡し役からより人間工学的・心理学的な要素を取り入れられたものとなり、ユーザ側に立った設計が行われるようになったからであろう。今後のOSには、より使いやすい、よりスピーディな、より多彩なオペレーションが求められ、また提供されていくだろう。
このような情勢にあって、われわれは大型OSからパソコンOSに至る各種OSの原理、特徴、技法を浮彫りすることによって、OSの現在の存在価値と問題点、将来への道程を探ることにした。したがって、本シリーズは、表面に出たオペレーションの話題だけでなく、個々のOSの開発のいきさつや依って成り立った精神・哲学を掘り起こし、その内部構造を克明に解き明かしてゆくことを目的としている。

*3巻、8巻、10巻発行中止

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