先端光エレクトロニクスシリーズ

編:伊賀健一・池上徹彦・荒川泰彦

本シリーズは、次世代の光エレクトロニクスの開花をになうことをめざす学生や企業の研究者・技術者が、光エレクトロニクスの最先端について、基礎から応用にわたり広くかつ深く理解し、それを活かすことができることを目的として、企画されたものである。光エレクトロニクスでは高度な学問的基礎からデバイス技術、そしてシステム技術まで広い分野の融合がしばしば必要となるが、本シリーズは、それらについて系統的に学び、最先端技術まで容易に到達できるように意図されている。一方、光エレクトロニクスを専門としない学生や研究者にも理解できるよう平易に記述されている。本シリーズは、大学の学部程度の学力を前提としており、できる限り他の本を参照しなくても読むことができるようにしている。執筆者はそれぞれのテーマについて第一人者の方々である。
著しい発展を遂げてきている光エレクトロニクスの最先端について、その理解を深めれば、自ら次の革新をになうことができよう。本シリーズが21世紀の情報通信網技術をになう光エレクトロニクスの発展に少しでも寄与することができれば、編者の望外の幸いである。

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