- シリーズ現代の子どもを考える 全16巻 【1】巻
校内暴力
- ISBN:978-4-320-09408-6
- 判型/ページ数:B6 / 206ページ
- 発行年月:1981年11月
- 本体価格:880円
年ごとに増加の傾向をたどる子どもの校内暴力について,現場の教師や児童センター・家庭裁判所の専門家に,その捉え方・考察・提言を求め編集。
年ごとに増加の傾向をたどる子どもの校内暴力について,現場の教師や児童センター・家庭裁判所の専門家に,その捉え方・考察・提言を求め編集。
電波文化といわれる今日,子どもたちにとってテレビから受ける影響は図りしれないものがある。各界専門家はその実態から考察し,提言する。
十分に発育した子どもたちにも,しだいに体力・体格の点で問題が出てきた。動作の遅れ,簡単に骨折するなど,現代の子どものからだに警告。
テレビ・新聞・週刊誌などにより,性情報が子どもたちにストレートに届けられる。それを受ける子どもたちの実態・背景を分析し,対策を示した。
テレビ,音楽,受験勉強などによって,子どもたちの生活リズムは大きく変ってきた。その変化を正しく捉え,望ましい姿に導くために考察した。
現代の教師は本当に子どもたちを理解し,子どもたちに求められる資質を備えているのだろうか?新しい時代に生きる教師像を大胆に提言した。
日本中が乱塾時代であるといわれ,子どもたちは好むと好まざるとに関わらず,幼年期から“塾”へと駆りたてられている。その実態と考え方を述べる。
今日いわれる“いい子”“わるい子”という評価に問題はないだろうか?彼等の心理を解剖し,治療,教育,指導の面での対処法をやさしく述べた。
登校拒否児の問題は,なかなか表面化しないうえに多くの理解しにくい側面を持っている。その実態と原因,治療と予防について詳しく述べた。
なぜ遊べない子が増えているのか,その原因や背景を分析し,子どもにとって遊ぶことの意味・必要性を認識しながら,より適切な対策を考える。
社会生活の複雑化とともに,親子の相互理解の不足が問題になっている。その捉え方,考え方をさまざまな領域から考察してまとめたものである。
戦後世代の親のもとで,過保護に育てられた子どもたちの生活態度に焦点を当て,その背景をさぐりながら,より適切な対策を求めて考察した。
現代の子どもたちは兄弟数の減少やテレビの影響で,幼少の時から仲間訓練ができていないといわれる。その実態と治療・指導法を平易に述べた。
現代の共働き家庭の実態や親の共働きの問題点,子どもにとっての影響を分析し,共働き家庭では子どもをどう育てたらよいか,その対処法を探る。
初発型非行ともいわれる盗み・喫煙などの非行の初期段階の実態,罪の意識の欠如などの問題点をとりあげ,その予防や対策について多角的に記述。
周囲の者が理解に苦しむような子どもの自殺が相次ぎ,現代社会に大変な問題を投げかけている。原因や背景を探り,適切な対処法を求めて考察。