カーボンナノチューブ・グラフェン
- ISBN:978-4-320-04425-8
- 判型/ページ数:B6 / 138ページ
- 発行年月:2012年06月
- 本体価格:1,700円
ナノカーボンはナノサイズの炭素物質であり,フラーレン,カーボンナノチューブ,グラフェン,ダイアモンドライクカーボン,カーボンナノクリスタルなどがこれに含まれる。本書では,主にカーボンナノチューブに焦点・・・
ナノカーボンはナノサイズの炭素物質であり,フラーレン,カーボンナノチューブ,グラフェン,ダイアモンドライクカーボン,カーボンナノクリスタルなどがこれに含まれる。本書では,主にカーボンナノチューブに焦点・・・
イオン液体が新しい溶媒,媒体,材料,プロセス,システム等に適用されている例を挙げ,最新の研究動向を体系的にまとめている。イオン液体と何か(1章)から始まり,イオン液体を溶媒として「分離・精製プロセス・・・
機能材料をつくる場合,その材料の構造をいかに制御して望む機能を発揮させることかが重要なポイントである。より精緻な構造の形成を目指すためのプローチとして,「自己組織化」というキーワードが注目を集めてい・・・
液晶ディスプレイに代表されるディスプレイは,画質の向上さらにはテレビでは大画面化,モバイル用では小型・軽量化へと常に進化を続けている。その進化は多数の積層された光学材料により光の反射,屈折,偏光が精・・・
最先端電池の基礎原理と性能を決める因子について,初学者でも理解できるように第1章では概説から入る。さらに電極材料,電解質材料,構成部材に関連する材料化学の研究開発動向を世界的な視点から解説する。この・・・
まず第1章で膜とは何か,膜の歴史や様々な膜機能を概説した後、第2章以降では高分子膜が利用されている環境技術分野を7つに分類して解説している。温室効果ガスである二酸化炭素や揮発性有機化合物(VOC)の・・・
微粒子のなかで直径が100 nm以下のものをナノ粒子と呼ぶ。ナノ粒子はバルクとは異なる新しい物性が出現するために,ナノテクノロジーの基本材料の一つとして強く期待されている。 本書では高分子という・・・
フォトクロミズムの研究の世界で日本の立場は圧倒的である。研究者層の厚み,発表される研究内容のレベルの高さとその数を考えると,世界一と言って良い。フォトクロミズムは非常に懐が広く,この現象を示す物質の・・・
まずDDSについて概説した後,三つの要素技術である量的・部位特異的・時間的制御を切り口としてDDS研究の基礎事項をまとめ,最後に代表的なトピックとして最新の遺伝子治療について紹介する。材料の視点から・・・
イメージングの特徴,必要性,利点および欠点などについての概説を入口に,分子イメージングと固体レベルのイメージングについて紹介する。材料システムの視点からイメージングについて理解するための入門書として・・・