- フロー式 物理演習シリーズ 【1】巻
ベクトル解析―電磁気学を題材にして―
- ISBN:978-4-320-03500-3
- 判型/ページ数:A5 / 140ページ
- 発行年月:2013年01月
- 本体価格:2,000円
数学を学ぶためではなく,物理学に関連する自然のものの見方を理解するために必要な考え方が学べる演習書。ベクトルは物理学を学ぶ上で必要不可欠な道具(言葉)である。電磁気を学ぶことからはじめとしてその基本的・・・
数学を学ぶためではなく,物理学に関連する自然のものの見方を理解するために必要な考え方が学べる演習書。ベクトルは物理学を学ぶ上で必要不可欠な道具(言葉)である。電磁気を学ぶことからはじめとしてその基本的・・・
本書は大学に入って初めて遭遇する,複素数を変数とする複素関数を中心に,フーリエ解析(フーリエ級数,フーリエ変換)や特殊関数(ルジャンドル関数,ベッセル関数)を内容に含めた演習書である。さらに,本書に・・・
線形代数は理工系の学生にとって,必要不可欠な数学である。しかしながら,その概念が抽象的なため,つまづく人も多い。しかし,実際に手を動かしてみると案外理解はしやすい。線形代数には計算の技法として役立つ部・・・
力学は高校の物理でも学習する内容なので,ともすれば大学1年生の段階では軽視されることがある。しかし,大学入試の力学の問題を速やかに解けるようになることと,物理学の基本である力学の原理とその背後にある・・・
振動と波動は日常よく目にし,体験する物理現象である。バネに取り付けられた物体の振動,振り子,交流回路の電気振動などは典型的な振動現象である。波動は物理量の振動が周囲に伝搬する現象である。弦楽器の振動・・・
熱力学は身近なものが対象であるにもかかわらず考え方が抽象的なため敬遠されがちだが,いったん身に着ければ手軽に使えて役に立つものである。本書では,物理的意味の理解を深めるための問題と有用性が実感できる問・・・
本書は,大学で初めて熱力学を学ぶ学生のための演習書である。自習書としても講義の参考書としても適している。読者は,初等的な力学の知識と,高校や大学1年で学ぶ微積分の素養をもっていると想定している。各章・・・
量子統計力学は,気体や固体の熱的性質や磁性を量子力学から理解する“ミクロとマクロをつなぐかけ橋”であり,物理学系の学生はもちろん,化学,工学から生物学系の学生まで現代ではその修得が必要不可欠な学問分・・・
本書では,絶縁体,導体,磁性体,超伝導体などのさまざまな個性を持つ物質を舞台として,これらの「個性」を電磁気学でどのように記述するかを解説しています。この個性が多彩で面白い物理現象の舞台となるのですが・・・
「弾性体力学は難しい」という学生が多い。それは,総和規約やテンソルといった高校や大学の力学では使われない数学で弾性体の方程式が記述されており,さらに扱う変形の多くは概念的で,数式と実際の物理現象が頭・・・
本書は,大学生が特殊相対論,一般相対論の基礎をしっかりと身に付けるための本である。 読者が基礎的な力学,電磁気,微分積分と線形代数を学んでいることだけを前提に,30題の例題を通して一歩ずつ学んで・・・
シュレディンガー方程式は量子力学の基本方程式であり,ミクロの世界を記述する上で中心的な役割を果たす。しかしながら,一般の量子力学の教科書は原理から応用まで広い範囲をカバーするため,シュレディンガー方・・・
本書はスピンと角運動量を通じて,回転運動についての生きた知識,すなわち基礎的な理解を深めるだけではなく,応用的観点から重要なことについても読者が納得できる説明を目指した。具体的には以下のような特徴をも・・・
近年,物理の理論は難しいというイメージを持つ学生が多い。それは,難しい数式を解析的に扱うためには,高度な数学力を必要とするからである。 一方,最近のコンピューター技術の急速な進歩に伴って,物理の数・・・
4 高校で物理を履修しなかった人のための力学
執筆者:内田就也
9 統計力学
執筆者:川勝年洋
11 高校で物理を履修しなかった人のための電磁気学
執筆者:須藤彰三
12 電磁気学
執筆者:武藤一雄・岡 真
14 光と波動
執筆者:石原照也
15 流体力学
執筆者:境田太樹
17 解析力学
執筆者:綿村 哲
※書名などは予告なく変更される場合があります。