- 生態学研究法講座 【3】巻
植生調査法II―植物社会学的研究法―
- ISBN:978-4-320-05133-1
- 判型/ページ数:A5 / 200ページ
- 発行年月:1985年04月
- 本体価格:3,000円
植物群落組成の研究と植生図作成について,現地調査から完成までの手順を実例をあげながら詳述。
植物群落組成の研究と植生図作成について,現地調査から完成までの手順を実例をあげながら詳述。
動物プランクトンの概説から,各種の採集,器具および採集方法を述べ,種類に応じた処理,保存法を解説した。
陸生高等植物の物質生産に関与する生理的機能の諸作用について植物個体,群落を対象に解説。
植物の行なう物質生産の量は,光合成や呼吸などのガス代謝の面からと,植物現存量の変化の面から推定できる。本書は後者の方法について解説。
水界微生物学上の研究方法のうちで得られる測定値の精度が必要十分であり,しかも誰でもその同一精度の結果が得られる方法について集録した。
土壌と土壌微生物の概念を紹介し,ついで微生物生態の研究法および植物根圏の微生物生態を詳説。
自然における動物,植物,微生物の三者のかかわりあいを,どのように研究面でとらえたかを紹介。
動物群集の構造的規則性に関する理論について述べ,ついで動物群集の多様性と種類組成についての研究の実際的方法について述べた。
資源状態やハビタットの利用状態を資源マトリクスで表現,ニッチの測度による解析法を紹介。マッカーサー・ウイルソンの実験生物地理学も述べる。
動物の野外個体群の密度推定の諸方法について,その数学的原理,適用法,実用上の問題点を詳細に解説。近年目ざましく発展した区画法を重点解説。
生態学に応用される技術を基礎から最近のトピックまで,多くの研究実例を紹介しながら詳述。基礎技術の分野で小型電卓による解析を想定した。
動物個体および個体群に関して,物質経済およびenergy flowの測定法を実例にあげ解説。
研究対称を魚類と湖沼のベントスに限定し各種漁具の選択法と使用法から,飼育・観察方法等を詳述。
本書は,地中生物や植物の生育を保全するために必要な土壌の物理的性質について述べたもので,とくに土壌浸食についても論究した。
森林土壌の調べ方について,専門家にも一般初心者にもわかりやすいよう書かれたもので,野外調査法・土壌分析法とも一緒に詳述した唯一の書。
生態学における諸現象は複雑で,これらの解明のためには電算機が必要である。本書は電算機を扱うためのハウツー的・数学的知識を整理しまとめた。