幾何的散乱理論
- ISBN:978-4-320-01730-6
- 判型/ページ数:A5 / 160ページ
- 発行年月:2003年03月
- 本体価格:2,800円
近年,偏微分方程式や量子力学との関連で注目されている「散乱理論」の全体像を手際よくまとめた専門的入門書。基本的なユークリッド空間上のケースからはじめ(2章分),ユークリッド散乱の様々な結果(3章分),・・・
近年,偏微分方程式や量子力学との関連で注目されている「散乱理論」の全体像を手際よくまとめた専門的入門書。基本的なユークリッド空間上のケースからはじめ(2章分),ユークリッド散乱の様々な結果(3章分),・・・
今日では多岐の問題に応用されている確率論の入門書である。大数の法則からブラウン運動まで,確率論の基礎理論を網羅している。また,邦書では記述の少ない大偏差原理も盛り込み,ポアソン過程やブラウン運動などの・・・
微分方程式論の優れた研究者として,世界的に名の知られた研究者である著者が記した名著の復刊。 著者は,「微分方程式の解の一意性の必要十分条件」という,当時の重要な問題の一つに終止符を打っている。この研・・・
くりこみ群とは,精度のスケール変換に対する元の系の応答を適当なパラメータ空間上で記述した力学系であって,その固定点近傍の振る舞いが系の漸近的性質を定めるものを言う。理論物理学では無限自由度系の数学的構・・・
スペクトル理論は20世紀中に多大なる発展を遂げ,物理学などに広範囲にわたって応用されている分野である。本書は,線型微分作用素のスペクトル理論の入門書である。大部分の話題を線型微分作用素,とくに二階の楕・・・
近年,フラクタルに対する関心はさまざまな分野においてますます高まっている。本書は,フラクタルや次元といった概念の数学的基礎を,数学以外の専攻の人にも理解してもらうことを目的とし,やさしく解説している・・・
○偏微分方程式
○確率微分方程式
○数理物理学
○複素力学系
○解析関数論
○非線形解析
○ファジィ推論
○数値解析
○数理ファイナンス
○可積分系
○代数解析
○分岐理論