- 共立スマートセレクション 【1】巻
海の生き物はなぜ多様な性を示すのか―数学で解き明かす謎―
- ISBN:978-4-320-00901-1
- 判型/ページ数:B6 / 176ページ
- 発行年月:2015年11月
- 本体価格:1,800円
ダーウィンにもわからなかった,海洋生物の多様な性の謎に迫る! 新シリーズ第1弾! 海のない奈良県育ちの著者が,大学の臨海実習で「海の生物ってなぜこんなに多様なのだろう!」と感動したことを・・・
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宇宙食の誕生から現在のISSで利用されている宇宙食までを詳細に解説。 1.我が国の食品業界の総力をあげて開発した「宇宙日本食」の開発秘話から将来まで 2.宇宙食のために開発された技術が私た・・・
ハイブリッド自動車や電機製品に見られるように,昨今のものづくりは機械と電気の技術融合で成り立っているともいえる。このようなものづくりに携わる技術者にとくに重要な素養として,力学と電磁気学が挙げられる。・・・
21世紀は,病気になってから治すのではなく,病気に罹らないように日頃から心がけることを重視する時代である。近年,乳酸菌の健康を保つ効果が「プロバイオティクス」効果として注目されている。プロバイオティ・・・
本書は初期地球における生命と地球環境の進化についての教科書であるが,国内外の最新の成果をふんだんに取り入れていること,従来の教科書で通説とされているような事柄を批判的に検証する視点を提供していること・・・
行動情報処理は,人間の行動に伴う様々な情報をセンサで取得し,データとして解析することで,将来の行動を予測したり,行動に内在する個性・状態・意識を理解したりする技術です。 本書では著者のこれまでの・・・
本書では,サイバーセキュリティを学ぶ上で必要な基礎的な知識を,高校生や大学一,二年生でもわかるように丁寧に説明している。1章では,インターネットの仕組みについて,基礎から応用まで実例や図を用いて解説す・・・
食材としても,「謎の生物」としても,注目を集めるニホンウナギ。2013年には環境省が,2014年にはIUCN(国際自然保護連合)が,相次いで本種を絶滅危惧種に指定した今,保全と持続的利用のための対策・・・
最近のスマートフォンやソーシャルネットワークサービスの劇的な普及によって,良くも悪くも私たちの生活が大きく変化しました。しかし,これはまだ序の口で,遠くない未来には,これまでに人類が遭遇したことのな・・・
私たちの美意識の基礎には進化的な基盤がある。本書は,ヒトの美的感覚を行動生物学の視点からとらえた本邦初の書籍である。ヒトの美や芸術の特徴を動物との比較によって明らかにすることで,ヒトの美の特殊性に光・・・
「コンピュータ」の姿としてよく描かれるキーボードやマウス,ディスプレイ等は,正確にはコンピュータ(電子計算機)ではなく,「インタフェース(デバイス)」と呼ばれる部分にあたる。我々人間とコンピュータの・・・
1970年代,従来の秘密鍵を共有する共通鍵暗号に加えて,公開鍵暗号と呼ばれる新しい概念が考案された。この公開鍵暗号によって鍵の配送が容易になり,インターネットのようなオープンな環境での暗号利用が容易・・・
昆虫は小さい体に小さい脳しかもっていないが,障害物を避けて飛んだり,素早く動く餌を捕まえたり,捕食者の襲撃をかわしたりする。昆虫の脳は,複雑な計算処理を行うのではなく,シンプルだが巧妙な仕組みでそれ・・・
動物の中で,最も精密で複雑な建築物をつくるクモ。網と呼ばれるその建築物は,エサを獲るためのもので,クモが自ら紡ぐたんぱく質でできた糸を組み合わせてつくられている。クモは1日のほとんどの時間を網の上でじ・・・
本書では,動く人や様々なモノを繋げる無線ネットワークシステムを取り上げて,その基本的なしくみと技術をわかりやすく解説する。スマートフォンに搭載されているネットワーク新技術を取り上げるなど,ネットワー・・・
ベクション(視覚誘導性自己移動感覚)というニッチな心の現象について徹底的に知るための,これでもかというほどの情報を盛り込んだ驚くほどニッチな一冊。
紀元前3800年ごろ,メソポタミア南部に世界最古の都市文明を築いたシュメールの人々は,当時の思考や事跡などを粘土板に刻み残した。現代にも膨大に残されている粘土板に純粋な”数学文書”は極僅かしか存在し・・・
我々の生活はリスクに満ちあふれています。日々の暮らしは満ちあふれたリスクを比べて何が良いかを選び出す,意思決定の連続です。直感で考えてしまうことが多いリスクの大きさですが,ちょっと気をつけるだけでち・・・
枯れ木の中では多種多様な菌類による「陣地領地獲得合戦」が繰り広げられています。その様子はさながら戦国時代のよう。武将として登場する菌類には,シイタケのような立派なキノコを作る種類だけでなく,顕微鏡を・・・
「ビッグデータ(Big Data)」という用語は,2010年頃から特にビジネスの分野を中心によく見かけるようになり,2012年の米国大統領選をきっかけに爆発的なブームとなりました。しかし,多くの人は・・・
カメムシの産卵と孵化においては,新しい生命の誕生と同時に,“母から子への共生細菌の受け渡し”という,もう一つのイベントが繰り広げられている。これがうまくいかないと新しい生命の誕生もなかったことになって・・・
本書は,感染症の治療薬として汎用されている「抗生物質」や主な感染症の種類と症状について理解を深めるとともに,抗生物質にはどんな種類があり,どのような機構で病原菌を死滅させるのか,抗生物質のほとんどを・・・
生物多様性という言葉を聞く機会が増えてきた。「生物多様性の危機」が叫ばれる今,市民や企業,科学者や研究機関,行政,さらには国際機関に至るまで,さまざまな場面で生物多様性を保全し,将来へ残そうとする試・・・
淡水域は地球の表面積の1%にも満たないが,そこに地球上の全脊椎動物種の35%が生息している。しかし,今,淡水魚の1/3が絶滅の危機に瀕している。水は人間の経済活動にはなくてはならないものであるが,偏在・・・
過去50年の間で,生態学の概念には革命が起こった。地球上に存在する生き物は,種のためではなく,自分自身(≒自己の遺伝子)のために生きているという考え方への変換である。その結果,動物たちの振る舞いにつ・・・
本書では,インターネットの仕組みや使用される通信プロトコルに着目して,「インターネットをさらに高速化する方法は?」,「海外と通信するとなぜ遅くなるのか?」といった7つの疑問に,数理的手法を用いて答え・・・
生物を「システム」として理解しようとするシステム生物学という学問が注目を浴びている。システムとして生物を理解しようとすると,生物と機械(たとえばラジオ)には多くの共通点が見えてくる。 本書で・・・
巨大な樹木は比較的単純な部品の積み重ねによって出来上がっている。その最小単位は地上ではシュートと呼ばれ,葉とそれを支える軸,そして次に軸となるべく待機している芽とから成り立つ。巨大な樹木は多数のシュ・・・
オノマトペとは,擬音語・擬態語の総称である。従来のオノマトペに関する書籍は言語学や心理学分野のものであり,関心はオノマトペという言語現象そのものであった。 それに対して本書は,人の感性を定量化す・・・
神経美学(neuroaesthetics)とは認知神経科学の一分野であり,脳の働きと美学的経験(美醜,感動,崇高など)との関係や,脳の機能と芸術的活動(作品の知覚・認知,芸術的創造性,美術批評など)・・・
自然や生きものを愛する人が知っておくべき環境学について,生態学を専門とする筆者が軽快な文章で説明する。生態学と環境学の違いに触れ,さまざまな環境問題の例を取り上げながら,環境問題を考えるうえで欠かせな・・・
たった9時間で 全米に散らばった10個の赤い風船を探し出せ! ビジネス,研究,諦めていた大きな課題を,小さな力を集結させて解決する具体的な方法を解説。 Wikipedia, Uber, Airbn・・・
社会は皆の協力があってはじめて成立する。人間は人間特有の能力をもとにして,組織やルール,制度を作り,個人間での協力関係を超えた協力を行い,他の動物とは異なる社会を形成してきた。そして,このような社会を・・・
「地底から資源を探す」
「宇宙の起源をさぐる」
「踊る本能―人間の踊り・動物の踊り―」
「シルクが変える医療と衣料」
「ノイズが実現する高感度センサー」
「社会と分析化学のかかわり」
「消えた? 有機EL」
「確率・統計数学と金融工学」
「フィジカル・インタラクション」
「ソフトウェアの開発技術」
「脳をリバースエンジニアリングする」
「数学と材料」
「光合成の世界」
「鉄,知ってますか」
以下続刊
※書名などは予告なく変更される場合があります。