- 越境する認知科学 全13巻 【1】巻
脳のなかの自己と他者―身体性・社会性の認知脳科学と哲学―
- ISBN:978-4-320-09461-1
- 判型/ページ数:四六 / 302ページ
- 発行年月:2019年09月
- 価格:3,740円(税込)
本書の特徴は,「自己」と「他者」の脳内表現について,脳機能イメージング研究や脳損傷患者の症例,また心理実験のデータなど,最新の認知脳科学の知見を多数紹介している一方で,古くからの「自己」と「他者」に・・・
(シリーズ序文より)
本書の特徴は,「自己」と「他者」の脳内表現について,脳機能イメージング研究や脳損傷患者の症例,また心理実験のデータなど,最新の認知脳科学の知見を多数紹介している一方で,古くからの「自己」と「他者」に・・・
「創造性」というと,優れた人間が発揮する才能と思われがちだ。しかし近年の認知科学研究は,創造性は個人の才能ではなく,他者との協同や外化など,偏在する外部資源との相互作用なくしては成り立たないことを明・・・
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本書は,大人が子どもを育てる家庭や保育園といった制度の枠内で展開される多様な子育て活動を取り上げ,その対象としての当の子どもがそうした活動にどのように参加しているのかという問いを検討する。 活動・・・
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私たちが行う判断や意思決定には,「一貫しない」,「論理的でない」,「確率論や統計理論から逸脱する」等の非合理的な側面があるといわれている。本書では,そのような一見すると非合理的と思われる判断や意思決定・・・
『意外とたいへんファンカルチャー―共愉と生成の認知科学』(岡部大介 著)
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『なぜ壁のシミが顔に見えるのかーパレイドリアとアニマシーの認知心理学』(高橋康介 著)
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書名は変更される場合があります。