ギリシャの数学
- ISBN:978-4-320-01271-4
- 判型/ページ数:A5 / 290ページ
- 発行年月:1979年07月
- 本体価格:3,800円
人類の文明遺産ともいうべきギリシャ数学はどのような源流より発して,いかに熟成されていったか。本書は残存する原史料に基づき,ヘレニズムの中に華開いたギリシャ数学の姿を生き生きととらえたものである。
人類の文明遺産ともいうべきギリシャ数学はどのような源流より発して,いかに熟成されていったか。本書は残存する原史料に基づき,ヘレニズムの中に華開いたギリシャ数学の姿を生き生きととらえたものである。
中世西欧,アラビア,インド,中国における数学論,算法,代数,三角法,比例論,幾何を原典に沿い解説。
数学の歴史の中で一つの谷間となっていた18世紀にスポットライトを当てて,その全貌を明らかにした。オイラー・ラグランジュなどの業績を足がかりとして,19世紀の数学が華ひらくさまを史料をもとにして解説して・・・
ガウス,ディリクレ,クンマー,デデキント,クロネッカー,ヒルベルトを大きい柱とし,それらの人々の業績とその時点での問題を中心に,また現代数学との関連をも重視しながら,19世紀の整数論について解説。
19世紀における展開を数学者と原典を軸に解説。