- 物理数学One Point 全16巻 【1】巻
物理と複素数
- ISBN:978-4-320-03301-6
- 判型/ページ数:B6 / 122ページ
- 発行年月:1992年10月
- 本体価格:1,500円
証明の海におぼれて,複素関数論を理解するのに困難を感じている理工系の学生にとって,格好の援軍となるわかりやすいコンパクトな参考書。
証明の海におぼれて,複素関数論を理解するのに困難を感じている理工系の学生にとって,格好の援軍となるわかりやすいコンパクトな参考書。
できる限り複雑な数学はさけ,物理的な背景はどうなっているかを中心にして解法をわかりやすく解説。量子力学の本質を理解し,より高度な内容を学ぶ際の指針となる。
テンソルがなぜ物理で重要なのかを,高校程度のベクトルの知識を仮定し,いろいろなテンソルを取り上げながら具体的かつ平易に説明。
本書では,力学と原子の量子力学を中心に,変分原理の基礎と応用をわかりやすく解説。
フーリエ級数の基本概念から実際の応用までを多くの例を示して解説し,フーリエ級数の仕組みと使い方を感覚的に理解できるよう配慮した入門書。
“物理を知ることはまずgrad, div, rotを知ることである”。物理学独特の数学(微分)記号grad, div, rotの物理的意味とその使い方の教示書。
力学を材料にして,微分と積分の考え方を具体的に学びとり,その応用のしかたを体得。また,記号の物理的意味をつかむことを目標とした。
場の量の変化を扱う際に必要な数学的バックグランドを,できるだけ初歩からわかりやすく解説。
波の性質と波動方程式の解き方・導き方を理解できるように,一次元,二次元,三次元の波動方程式の解法を具体例と共にやさしく,丁寧に説明。
コンピュータによって物理学の理解が今後どう変わるのか。物理学に対するコンピュータの役割や業績を通して,コンピュータ物理の功罪を考察。
流体の運動方程式の導出とその解法について,通常の教科書では取り上げられていない部分を丁寧に解説。数値計算で解いた正確な流れの図や実験との比較の図を豊富に掲載。
一般相対性理論に必要な曲がった空間での数学とアインシュタインの重力理論などを,その物理的背景にも言及しながら,できるだけ平易に解説。
物理学に最小限必要な群論の知識と,群論が物理学に果たす役割や応用を具体的にわかりやすく手ほどきした物理学科学生のための群論入門書。
ベクトルとは何か,そしてそれはなぜ必要なのかを,ベクトルの積が威力を発揮する例を幾何学と物理学から選んでわかりやすく解説している。
物理学に現われる微分方程式の扱い方をきわめてわかりやすく記述した。
振り子や光の回折現象などを例にとって,身近な現象の説明にも特殊関数が現れることを通して,その扱い方をできるだけ平易に解説した。