フォトニクスポリマー
- ISBN:978-4-320-04363-3
- 判型/ページ数:B6 / 110ページ
- 発行年月:2004年06月
- 価格:1,540円(税込)
フォトニクスポリマーの光物性を解明するためには,光の偏波またはフォトンが,さまざまな高分子の鎖(オングストロームのオーダー)やその集合体(数百オングストローム),高次構造,さらに巨大な不均一構造とどの・・・
フォトニクスポリマーの光物性を解明するためには,光の偏波またはフォトンが,さまざまな高分子の鎖(オングストロームのオーダー)やその集合体(数百オングストローム),高次構造,さらに巨大な不均一構造とどの・・・
高分子科学の中でも近年のゲルサイエンスの発展はとくに目覚ましいものがあるが,同時に次世代の先端技術を担うスマートな高機能材料としても注目され,多くの関心が集められている。分子設計・合成,物性・構造解析・・・
再生医療,人工臓器,低侵襲医療,さらに,バイオチップなどはこれから大きく成長すると期待されている。これらの研究開発の多くの局面で細胞と人工材料,また,タンパク質などの生体分子と人工材料のとの相互作用が・・・
本書では,今後大きな展開が予想されている高分子ナノテクノロジーの中で,具体的テーマとして高分子ナノ材料を取り上げた。各章は,"高分子ナノ材料とは","高分子ナノ材料の構造と物性","高分子ナノ材料の作・・・
これまでに生分解性ポリマーとして開発されてきた高分子材料は,歴史的に3つの性格を有することとなった。最初は生体内で吸収される医用材料の開発に始まり,その後,廃棄プラスチックによる環境汚染を低減すること・・・
有機ELに対する人々の関心は日に日に高まる一方である。次世代ディスプレイの主役の呼び声が高い有機ELではあるが,実際には本格的な材料開発が始まってまだ20年に満たない。1987年のKodakの報告をき・・・
次世代のクリーンエネルギー社会を支える燃料電池,特に固体高分子形燃料電池について,基本的原理,これを支える材料,さらに現状における問題点など,基礎から研究課題までを分かりやすく解説した。
高性能プラスチックであるエンジニアリングプラスチック(以下,エンプラと略記)の歴史は1956年のポリアセタールの登場によって始まった。その後,耐熱性の高い各種のエンプラが創出されると同時に,用途に合わ・・・
半導体微細加工技術と分析化学やバイオテクノロジーを融合させたバイオチップやバイオセンシングデバイスについて基礎から応用までわかりやすく説明している。工学系の研究者でバイオ系の研究を新たに始められる方,・・・
この十数年のパソコンを初めとする電子機器の微細化,高性能化,低価格化には目を見張るものがあるが,この電子革命をもたらしたのが,リソグラフィと呼ばれる微細加工技術の進歩であり,その中心にあるのが,レジス・・・
新しい材料は,新しい技術や分析法を要求します。ナノテクノロジー・ナノサイエンスの著しい発展は,物質の構造や性質を原子・分子レベルで解明・理解する分析技術の急速な展開をもたらしており,高分子材料の設計,・・・