宇宙線はどこで生まれたか
- ISBN:978-4-320-04591-0
- 判型/ページ数:B6 / 182ページ
- 発行年月:1985年09月
- 本体価格:1,300円
宇宙線発見の歴史から宇宙線の起源に関する研究現状まで,第一線で活躍中の研究者がその最前線の情報を易しい文体で紹介するシリーズ第1弾!!
宇宙線発見の歴史から宇宙線の起源に関する研究現状まで,第一線で活躍中の研究者がその最前線の情報を易しい文体で紹介するシリーズ第1弾!!
最先端の学説にのっとり,太陽系の起源,生命の起源の問題点,研究最前線の動きを総合的に展望。
希薄なガス塊から星の状態に達するまでの進化の過程を,星が誕生していると思われる場所の研究と比較しながら活発な変化の様子を鮮明に描く。
暗黒の天体として知られてきたブラックホールの誕生から成長,そして死までの実態を,4次元時空における現象として一貫した観点から解説。
一つの学問分野の発展と形成,さらに日本が世界をリードしている最近のX線観測の第一線の結果をリアルに表現。
夜空に輝く星々の話題を通じて現代宇宙像を展望。
電波の目でとらえた銀河系,銀河,そして宇宙の思いもかけない姿を最新の観測データをもとに紹介。
ハレー彗星探査機(さきがけ)の打ち上げに携わった著者が,その探査機から送られてくるオーロラ・彗星・磁気嵐に関する現象の記録を多くの図で示し,宇宙のドラマの面白さを興味深く述べた。
化学的手法(同位体追跡)で宇宙の年令を探る。門外の人にも興味が持てるように,計算式は本文中より除外して,話の筋道がわかるようにした。